miwa: 2010年5月アーカイブ

梅雨を前に、庭のバラも芍薬も満開に！

このバラの名はEVELYN(イブリン)。イギリスの香水メーカーが香水を作るためだけに品種改良したバラだそう。なので本当によい香り！アロマなどでもよくあるローズの香りが苦手な私ですが、このイブリンはほのかにレモングラスのようなさわやかな香りがするので何重にも開く容姿とともに大好きなのです。

こちらは毎年少しずつ花数をふやしてくれている芍薬。今年も玄関脇で沢山咲いてくれました！花が終わる頃、風に吹かれて花びらが至る所に飛んでいくのも美しい。

こちらはウチではありません。。。。

去年、南仏で泊まったシャンブルドットです。

旅好きで、色々なところに泊まっていますが、今まででここがナンバーワン！かもと思ってしまうほど、というか、ここに住みたいよう・・・オーナーのアンヌとも色々と話したい！（アンヌにとっては、私のテキトーなフランス語を理解するのに頭を抱えるかもしれないけれど！）

というわけで？

やっとこ旅日記のはじまりはじまり。

と言いながら、さっそく違うことを書いています。

おもしろかった！のおぼえがき。

1．なんといっても大好きな山本容子さん展

山本さんの描く線、茶目っ気、色使い、とてもとても好きです。

特に、池澤夏樹さん『静かな大地』の挿画の展示方法が興味深かったなあ。

なんだか祖母が亡くなったあと、彼女が大事にしていた焼き桐ダンスをそっと開けて、ショウノウの匂いと格闘しながら一枚一枚、着物や襦袢を広げた事を思い出してしまった。

作品を作り上げていく課程も上映されていて、気がつけばどっぷり3時間の滞在。

CD付きの画集『Jazzing』や『本の話　絵の話』でも薦められていた『園芸家12ヶ月〜カレルチャペック著〜』などを購入して、あわてて物集めへと向かうのでした。

（その後、本の重さに泣く事になる・・・）

2．いのくまさん展

　

Mちゃんに薦められて行ってまいりました。いのくまさん。

三越の包装紙や上野駅改札の頭上の絵を描いたいのくまさん。

そんなにすごい方だとは、知らなかったよ。いのくまさ〜ん！

作品点数がちょっと少ないですが、同一チケットで観られる『喜多順子さん展』もかなりよかったですよ〜。乙女な北欧の色彩で、夢の中にいるようでした。

3．七字由宇さん展

名刺を作りに行ったお店のとなりで開催されていて、しかも最終日！ということでラッキ〜とウキウキしながらお邪魔しました。

もう、ニヤニヤしっぱなしでした。

肝心の名刺は、よく考えたら高いな・・・と迷い決められずに帰宅。

あと3枚しかないよ・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　はやく作りなさ〜い！

朝から鼻歌まじりでコンタクト入れたり、パウダーたたいたり。

すると出ました。

おじゃまんぼう〜（by a.）

ごめんね、はいはい。

と言い残し、本を借りるという目的でお邪魔したa.邸。

いつも本当に感動するほどに清潔で安心できるきれいなおうち。

そしてかわいいディスプレイも季節ごとに変わっていて、ほんと勉強になります！

さかのぼれば、約15年前。

まだ学生だった私は夜間のスタイリスト専門学校なるものに半年間在籍していました。

（今となっては、いったい何を学んだのか記憶にもない・・・）

同じクラスの人たちは、もうお仕事されている方々が多く、みんなとても大人びて見えました。

そこでたまたま席が近かったa.ちゃん、Mちゃん、Sちゃん。

みんなインテリアと雑貨、料理が好きという共通の話題をきっかけに意気投合し、それから今までず〜〜っと仲良くしてもらっています。

この15年の間に、撮影で遅くなって家に帰れない時や、ロケで朝早い時、都内に住んでいるみんなには何度も何度もお世話になりました！（涙）ごはんまで用意してくれて、ふかふかのお布団も敷いてくれて、私がここまでお仕事がんばっていられるのもみんなのあったかい支えがあるからよ〜〜

みんなそれぞれ結婚や出産、転職などをして、4人だった輪は8人になり、たまに集まってはひたすら飲んで〜食べて〜愚痴って〜笑って〜を繰り返しています。

この日は美味しいランチを用意して待っていてくれました。

いつも、器と料理のバランスがとってもセンスよくって美味しいご飯がさらにおいしい！

『a.亭』私がこよなく愛するご飯どころです。